日ASEAN、コールドチェーンガイドライン作成へ議論

国際国土交通省は12日、先にマレーシア・クアラルンプールで開催されたASEANとの物流専門家会合の結果を公表した。日本が主導するコールドチェーン物流の構築に向け、「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」案について議論し、11月にタイ・バンコクで行われる交通大臣会合での承認を目指すことを確認した。

また、ASEAN域内でグリーン物流の取り組みを促す枠組みとして、日本の「グリーン物流パートナーシップ会議」をモデルとする会議をASEAN各国に設置していくとともに、各国で展開されるグリーン物流に関するベストプラクティス集を作成すること、交通大臣会合に提出することなどを申し合わせた。