小田急電鉄、オープン型宅配ロッカーを9か所に設置

ロジスティクス小田急電鉄は19日、宅配便の荷物を受け取ることができるオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を来年2月までに、駅や駐輪場など9か所へ段階的に設置すると発表した。

1か所目は成城学園前駅構内に設置し、21日からサービスを開始する。開始当初はヤマト運輸のクロネコメンバーズを対象としており、自宅で荷物を受け取ることができなかった際の再配達先として利用できる。

将来的には、ほか宅配事業者の荷物や通販サイトでの初回配達時の荷物受け取りも可能にする方針。

今回の取り組みは、国土交通省の「鉄道駅などでの受取インフラの整備の促進」に基づき導入を進めるもので、宅配再配達がトラックの年間排出量の1％に相当するCO2が発生していることなどから、こうした状況を踏まえ、環境への配慮を視野に同ロッカーを設置することにした。

■設置概要