荷主新日鉄住金は6日、東邦チタニウムとの合弁会社「日鉄住金直江津チタン」が大阪チタニウムテクノロジーズから購入した最新鋭溶解炉(VA炉)2基の移設工事を終え、6日に竣工式を行ったと発表した。
日鉄住金直江津チタンは、新日鉄住金が直江津製造所に保有していたEB炉1基を継承しているが、これに加えて今回、VA炉2基を竣工したことで、溶解炉は3基体制となる。EB炉とVA炉の両方を活用することにより、多様なニーズに応えられる素材製造基盤を構築した。
航空機分野向けのチタン合金の製造には、多様なスクラップが活用でき原料選択での競争力のあるEB炉と成分の均質性が確保できるVA炉の両炉を持つチタンインゴット溶解製造体制が適しているとされている。


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