稲畑産業、商船三井傘下のタイ倉庫火災で被害19億円

荷主稲畑産業は6月30日、同社現地法人がタイで保管を委託している倉庫で、27日午前8時頃（現地時間）に火災事故が発生したと発表した。同日正午頃に鎮火したが、同社の棚卸資産の物的被害は19億円に上る可能性があるという。

倉庫はバンプー工業団地にある、商船三井グループのバンプー・インターモーダル・システムズ社（BISCO）の運営施設。現在、地元の消防、警察が火災の原因を調査中。稲畑産業の現地法人は合成樹脂製品・化学品・食品などの輸出入、販売を手掛けている。