荷主トーヨーカネツは2日、オーストラリア向け液化天然ガス(LNG)タンクの設計・材料調達業務を受注したと発表した。受注額は約100億円。
同社が受注した「クィーンズランド・カーチスLNGプロジェクト」は、豪州・クィーンズランド州東海岸のグラッドストーンのカーチス島に年産850万トン規模の天然ガス液化トレインを建設するもので、LNGは日本をはじめ、中国、シンガポール他に仕向けられる。
炭層メタンガスを液化して輸出する基地建設としては世界初。施主であるクィーンズランド・ガス会社は米国ベクテル社にEPC建設を発注、トーヨーカネツはその下請としてLNG貯蔵タンクの設計と主要材料の調達を行う。タンクは14万キロリットル(有効容量)2基で、建設工事は2011年8月開始、14年内の完成を目指す。

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