財務・人事山九が9日発表した前3月期決算は、売上高が8.2%増となったものの、機工事業のコストアップで利益が圧迫され、営業利益は7.1%減の165億6800万円にとどまった。
物流事業は一般消費財の流通が活発化したほか、消費増税前の駆け込み需要もあって8.9%の増収。営業利益も50.9%増の53億4400万円と伸び、営業利益率が大幅に改善した。機工事業の不振に伴い、物流事業が売上高に占める比率は53.9%に拡大した。
今期は売上高4500億円、営業利益200億円、最終利益120億円を見込む。
[山九]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
| 2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 434,445 | 401,658 | 8.2% |
| 営業利益 | 16,568 | 17,831 | -7.1% |
| 経常利益 | 15,094 | 17,951 | -15.9% |
| 当期純利益 | 9,153 | 9,717 | -5.8% |


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